闘病記②

闘病記①の続きを書こうと思ったのだけれど、その前に病気あるあるを一つ。

私は過去に癌を2度経験している。(この話しは後にボチボチと)

今回も含めてだがこういう時、必ず現れるのが

「離れて行く人」

だ。

それまでは仲良くしていたのに、急に連絡が取れなくなる。
連絡が取れたと思ったら

「もしもの事があったらどうしたらいいか分からないから…」
「あこは負けないとは思ってるけど、見てるのが辛いから…」

などという理由で離れて行く人が必ずいる。

私は去る人を止める事もしない。
なぜならそういう人は、完全に私が死ぬ前提で離れて行くのだが、肝心の本人は全く死ぬ気がしないのである。
こればかりは何をどう考えても死ぬ気にならないのだから仕方ない。

「勝手に離れて行けばいいさ!その代わり治ったら大声で笑ってやるぜぃ!!」

と思うのだ。

そう、一度離れて行った人とは縁を切る。

でもね、そんな人だけではないよ。

入院中の格好悪い私を見ても、心から心配してくれる人や協力をしてくれる人達もいる。

それは本当に有難い事で、私が今まで病気に勝ててきたのは、その人達のお陰と言っても決して過言では無い。

だって1人では何もできないんだもん!
周りの助けがあってこそ、治療や病気と向き合う事が出来る。

それは友達だったり家族だったり、先生や看護師さん達だってそう。

自分の為に頭を抱え、何が最善かを一生懸命考えてくれる。

そんな周りの人達には心から感謝!!!
足を向けて眠れません!!

私は本当に能天気でお気楽な性格。

病気の事を考えてメソメソ悩んで考え込むよりも、今の状態を楽しんで笑ってた方が断然いいもんね!

風邪も引いていないのに、風邪を引いたらどうしよう…苦しいのかな…なんて考えてもしょうがないじゃない??

なるようになるのさっ!!

そんな私に母はよく言う。

母「あんた1人で、皆の分の病気を背負ってるね。」

私「それでいいのよ!こんな思いをするのは1人で十分!!2人も3人もいらないのよ。」